ホームページに問い合わせフォームを増やしたいんだけどどうやって作るの・・?
問い合わせフォームはホームページなど集客には常識の欠かせないツールですが自分で作るとなるとまだまだ敷居が高いですよね。
そんな問い合わせフォームをなるべくカンタンに作る方法をここではご紹介します。
目次
作り方①フォーム作成サービスで作るのが一番カンタンでおすすめ
問い合わせフォームを作るのに一番カンタンでおすすめなのは「フォーム作成サービス」を使う事です。
フォーム作成サービスを使うメリットは以下の通りです。
- 専門的な知識が不要
- 短時間で作れる
- 無料で使えるサービスも多い
- 今どきのデザイン
- スマホにも対応している(レスポンシブ対応)
- SSLなどのセキュリティがしっかりしている
- 問い合わせ率が上がる「リアルタイムのエラーチェック」「住所の自動補完」などが備わっている
- 問い合わせ管理ができるサービスもある
- 送信や受信ができないなどの障害は基本的にサービス側が対応してくれる
もちろんフォーム作成サービスを使うデメリットもあります。
- サービスが提供している機能しか使えないので本格的な機能にこだわったフォームを作りたい場合は向いていない
- フォームのURLがサービス側のURLになる
- 一部の高度な機能は有料プランの場合が多い
このようにメリットとデメリットを見比べると知識がない方や時間がない方はフォーム作成サービスで問い合わせフォームを作るのがおすすめということが分かりますよね?
一般的な問い合わせフォームであればそこまで複雑な内容にはならないはずですから無料でカンタンに時間もかからず問い合わせフォームを作れてしまうのは魅力ですね。
無料で使えるおすすめのフォーム作成サービス5選
次に「無料で」使えるおすすめのフォーム作成サービスを少しご紹介します。
どのサービスも高機能なのに初心者でも使いやすいおすすめのサービスです!
スグフォーム(SuguForm)
おすすめ
スグフォーム(SuguForm)は『スグにフォームが作れる』専門知識がなくてもあらかじめ用意されているフォームのテンプレートから選んで自分好みにカスタムするだけで簡単にフォームが作れてしまうサービスです。無料でも機能が充実していてスマホにも対応しているので使いやすいです。
- 問い合わせフォーム、アンケート、資料請求、求人フォームなどあらかじめ用意されているテンプレートから作れる(もちろんイチから自分でも作れる)
- フォームの作成画面が分かりやすい
- 無料なのに使える機能が豊富(フォーム作成数・項目数が無制限、ファイルアップロード、自動返信、パスワード設定、公開期間設定、回答できる上限設定などなど)
- 問い合わせ率を高める「リアルタイムエラーチェック」「住所自動補完」などが備わっている
フォームズ(formzu)
フォームズ(formzu)の特長はトップページでメールアドレスを入れてボタンを押すだけでフォームが作れてしまうサービスです。メールアドレスさえあればいつでもサクッとフォームを作成することができるので一時的にフォームが必要な方には特におすすめなサービスです。
- メールアドレスさえあれば必要な時にフォームをサクッと作れる
- フォームをいくつでも作れる(無制限)
- 自動返信や公開期間の設定など無料でも使える機能が豊富
Googleフォーム
GoogleフォームはGoogleが提供しているサービスでGoogleアカウントがあれば簡単にフォームを作ることができます。Googleならではの特長が、フォームからの回答をスプレッドシートへ保存して他の人と情報を共有できるという点です。
デザインやフォームのテンプレートも豊富に用意されているので初心者の方でもおすすめです。
- Googleアカウントがあれば誰でも無料で使える。
- Googleスプレッドシートにフォームからの回答を直接保存できる。
- 大手のGoogleが提供しているサービスなので安心感が大きい。
フォームメーラー(FormMailer)
フォームメーラー(FormMailer)はフォームの作成画面が分かりやすいサービスです。フォームに設置する項目をドラッグ&ドロップで配置する方法で初めてフォーム作成サービスを使う方にも分かりやすくおすすめだと思います。
有料の機能ですがランディングページ機能という「フォーム付きのページ」を作成できる機能がありホームページを持っていない方やキャンペーンやイベントで一時的にページとフォームが必要な方におすすめです。
- ドラッグ&ドロップで項目を配置するフォーム作成が分かりやすい。
- フォーム付きページを作れるランディングページ機能が便利(有料機能)
以下の記事では他にもおすすめのフォーム作成サービスを紹介していますのでこちらも参考にしてみてくださいね。
問い合わせフォームを無料で作成できるおすすめサービス8選【機能を徹底比較】作り方②WordPressでフォームのプラグインを使うのもおすすめ
少しホームページ作成の知識がある方はWordPressを使っている方も多いと思います。WordPressにはプラグインという拡張機能がありフォームプラグインも豊富にありますので、WordPressのフォームプラグインを使って問い合わせフォームを作成するのもおすすめです。
- 無料のフォームプラグインが多い
- インストールして設定するだけなのでWordPressの知識があれば簡単に使える
- 複雑な設定ができるプラグインが多い
- JavaScriptやPHPなどプログラムの知識があればさらにこだわったカスタマイズもできる
- 設置しているホームページのドメインを使える
- WordPressの知識や多少のプログラム(PHPなど)の知識が必要
- WordPressがあまりにも有名で利用者数が多いため悪意のある第三者に狙われやすい。
- WordPressのバージョンアップやプラグインのバージョンアップによってフォームが動作しなくなる可能性がある(機能のトラブルも自分で対応する必要がある)
WordPressのおすすめフォームプラグイン
それではWordPressでおすすめのフォームプラグインを2つ紹介します。
Contact Form 7
WordPressのフォームプラグインの中では最も有名なプラグインです。とにかく簡単な設定でフォームが使えるため利用者も多いです。
標準ではフォームの確認画面がないのですが「Contact Form 7 add confirm」というプラグインを併用することで確認画面も使えるようになります。
とりあえず簡易的にフォームを設置したいという初心者の方におすすめのフォームプラグインです。
MW WP Form
Contact Form7と同じくらい有名なプラグインです。Contact Form 7には標準で確認画面がついていませんがMW WP Formには標準で確認画面がついています。
他にも自動返信、フォームからの回答を管理画面へ保存するデータベース機能など機能が豊富です。
多少のプログラムの知識がある方であれば色々とカスタマイズもしやすいので初心者~中級者・上級者にもおすすめのフォームプラグインです。
作り方③プログラムで自作する方法
HTMLなどプログラミングの知識が多少ある方であれば簡易的な問い合わせフォームであれば割と簡単に作ることができます。
ただしスパム対策などセキュリティの事を考えると自作で簡単なフォームを作るよりはフォーム作成サービスを使うほうが良いと思います。
もちろんプログラミングやセキュリティの知識をしっかりと付ければフォーム作成サービスやWordPressのプラグインでは提供されていない機能を自由に作ることもできるというメリットもあります。
簡易的な問い合わせフォームのソースコードサンプル
以下に簡易的な問い合わせフォームのサンプルソースコードを紹介します。コピペして入力画面、確認画面、完了画面の3つのファイルを作成してカスタマイズすれば作れちゃいます。
先述しましたがプログラミングの知識が全くない方はフォーム作成サービスがおすすめですのでそちらを使いましょう。
HTML(フォーム入力画面)input.html
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" />
<title>sample</title>
</head>
<body>
<form action="confirm.php" method="post">
名前:<br />
<input type="text" name="name" size="50" value="" /><br />
メールアドレス:<br />
<input type="text" name="mail" size="50" value="" /><br />
問合せ内容:<br />
<textarea name="inquiry" cols="50" rows="5"></textarea><br />
<br />
<input type="submit" value="送信" />
</form>
</body>
</html>
PHP(フォーム確認画面)confirm.php
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" />
<title>sample</title>
</head>
<body>
<h2>問合せ内容</h2>
<form action="mailto.php" method="post">
<table border="1">
<tr>
<td>名前</td>
<td><?php echo $_POST["name"]; ?></td>
</tr>
<tr>
<td>メールアドレス</td>
<td><?php echo $_POST["mail"]; ?></td>
</tr>
<tr>
<td>問い合わせ内容</td>
<td><?php echo $_POST["inquiry"]; ?></td>
</tr>
</table>
<input type="submit" value="送信" />
</form>
</body>
</html>
PHP(フォーム完了画面)mailto.php
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" />
<title>sample</title>
</head>
<body>
<h2>メール送信完了</h2>
<p class="message">
お問い合わせありがとうございました。<br>
後日担当者より折り返しご連絡させていただきます。
</p>
</body>
</html>
問い合わせフォームで問い合わせが来やすいフォームを作るポイント
問い合わせフォームの作り方を紹介しましたが、問い合わせフォームを設置しても問い合わせが来ないと意味がありません。
問い合わせが来やすいフォームのポイントは以下です。このポイントを意識して問い合わせフォームを作ってみてくださいね。
- フォームの入力項目は必要最低限にする
フォームで入力項目が多すぎると訪問者は面倒になって入力をやめて離脱してしまう確立が上がります。
問い合わせで本当に必要な項目だけを厳選して配置するようにしましょう。 - リアルタイムエラーチェックや住所の自動補完機能など入力補助を付ける
入力している最中にエラーをリアルタイムでチェックしてくれたり郵便番号を入れるだけで住所を補完してくれたり入力する側の手間を省いてくれる機能が付いていると問い合わせ率は高くなります。フォーム作成サービスなどを使う場合はこれらの補助機能が付いているかどうか?に注目して選ぶと良いでしょう。 - 注釈などで「入力例」を書いておく
入力する際に「どう書いたらいいのか?」が分かる「入力例」を注釈で書いておくと入力する側は書きやすくなり問い合わせ率が上がります。 - 個人情報の入力は最後にさせる
よくあるのはまず最初に名前やメールアドレスなどの個人情報を入力させるフォームですが、逆に「お問い合わせ内容」を最初に配置してお問い合わせしたい内容を書かせると、「せっかくお問い合わせ内容を書いたから」という心理的作用で残りの個人情報も書いて送信までしてくれやすくなります。
まとめ
- 一番カンタンでおすすめなのはフォーム作成サービスを使う事
- WordPressを使うならフォームのプラグインを使うのがおすすめ
- どうしても自作でフォームを作るならしっかりプログラミングとセキュリティの知識を付けよう。